蒸留設備
実機15,000L~ラボ0.3Lの高段数蒸留塔を保有。理論段数95段、熱媒加熱方式による幅広い対応
蒸留釜の新設
高分離・大容量をより安価での受託を実現する為、新釜を増設しました。理論段数は約95段で容量は15,000L釜となり共に業界最大級となります。
設備は2024年3月末に完成し、4月より稼働を開始しました。新釜は汎用釜としての仕様となり、現状のスケジュールの緩和、今後の幅広い新規案件の検討が可能となります。
新工場 完成予定図面(左図:東立面 右図:南立面)
新第二工場 C缶 稼働開始
試運転を終えて、理論段数=約95段・容量=15,000L釜という共に業界最大級の蒸留釜が完成しました。
受託処理能力が大幅に向上した他、より高分離な蒸留で、より大容量で、より安価で対応できる設備となります。
完成によりスケジュールにも余裕ができました。蒸留案件のご相談お待ちしています。
新第二工場 竣工式
約1年半の工事も無事に終了し、2024年2月26日竣工式を執り行いました。
待ちに待ったこの日を迎えられましたのも、設計会社様・施工会社様をはじめ、建設に携わっていただいた多くの方々のおかげです。
ありがとうございました。
新工場の全体の様子
高さ約30mの蒸留塔が組み上がり、そのすぐ奥には充填棟が完成しました。
容量15kL、理論段数約100段の精留塔の設置も終了し最終工程となる電装系への工事へと入っていきます。
2024年4月頃の稼働に向けて順調に工事が進んでいます。
完成後は汎用釜としての受託処理能力が大幅にUPし、より大容量・難分離品の依頼も受託しやすくなる期待が大きい設備となります。
新工場 工事の様子
ボイラー建屋、水系統架台が完成し各設備の組みつけ作業へと入りました。
そしてメイン建屋となる理論段数100段近い蒸留塔が入るラックの組み上げ作業も始まり、弊社最大の建屋となるだけに今からその大きさに圧倒されます。
新工場地鎮祭の様子
新工場の地鎮祭を行いました。大勢の方々にご出席いただきありがとうございました。